性同一性障害
ぐんまRuby会議01で発表してきた。講演依頼では、「Rubyを通じて見てきた世界、ソフトウェア開発者としての世界観を語ってほしい」とのことであった。そうすると、私がRubyに関わっている理由は2つだ。 個人的にRubyが好きで手に馴染んでいて、これからも継…
性同一性障害の典型例、つまり 自己の性的同一性を明確に認識——身体との間には齟齬があるにせよ自分の人格の中核を成す性別には疑問がない——し、ヘテロセクシュアルで、性的自己認知と性別役割に葛藤が無く、その現象を「性同一性障害」として医療化すること…
先に報告したようにこのたびGoogleに転職した。 ここで、Googleのトランスセクシュアルへの対応に感心したので書いておく。履歴書まず、US系の企業としては当たり前の慣習であり法的自己防衛でもあるのかもしれないけど、履歴書に性別を書かされない。背景履…
最近、「テクノロジー(あるいはオープンソース)の世界で目立つ女性というのは珍しい」 というようなことを言われることが何件か重なった。「Rubyがそろそろ一回終わってみるべき10の理...
縁があって引っ越した。背景この10年、性同一性障害という問題から逃げずに向き合うということを決めてしんどいながらもやってきた。逃避したところでいつかは追いつかれるし、もう...
性同一性障害者は外見ないし各種登録における性別、あるいは名前から類推される性別のどこかで不一致が生じることが多い。このため海外旅行の出入国手続きのように厳格な本人確認を...
世の中には、Python温泉とかセキュリティ&プログラミングキャンプとか、要するに開発者が寝食を共にしてコミュニケーションが密な状態で集中してなんかやろうという催しがいっぱい...
久しぶりに性別違和感が辛くて泣いた。普段だってそれが辛くないわけではないのだけれども、それを直視しないでいられるように訓練を積んでいる。そうでなければ生きていけないから...
子供の頃、大人とその社会は神のように見えた。私には見えない大きな何らかの機構の中から給与を稼ぎ出してくるすべ、自動車の運転の仕方、料理を習得する方法とその技量、美容院の...
よし来た、id:ululun。いわゆる「俺のターン」ってやつだね。「<性同一性障害>「就職内定取り消しは違法」と損賠提訴」というニュースに関してid:ululunが書いた記事を読んだ。 GIDと「...
私は仏教徒ではない。民俗神道は私の価値観に強く影響しているし、形而上の問題に関してはキリスト教も影響が大だ。私の理性は儒教はナンセンスと言っているけれども、私はまだ儒教...
民主党が有害サイトの削除をプロバイダに義務付ける法案を検討しているという。 しかも、「有害な恐れがある場合は児童が閲覧できなくなるような措置」も義務付けるそうだ。それか...
昨夜、眠りについてしばらくして、絶叫しながら跳び起きた。悪夢を見た。昔の夢だ。昔、私が自己同一性を偽って、自分の性別違和を否定しながら生きようとしていた頃の夢。良いこと...
性同一性障害関連の記事を書く度に調子を崩す。要するに、私にとってこれだけが問題なのだ。性別違和に自己同一性を脅かされること、そこから意識をそらして生活する習慣を一旦停止...
言うまでもない。理想を持たない自称「現実主義者」は、実際の所ただの迎合主義者に過ぎない。理想は斯くあるべきだが現実はこうだ、というところから現実主義は始まる。理想は高く...
経緯サーチエンジンへのインデックスを拒否できるのと同じような意味で、はてなブックマークからのブックマークを拒否できる選択肢があっても良いのではないか、という意見を読んだ...
某社がすごく将来面白くなりそうなことをやってるので求人に応募してみました。ちょうど、前勤務先が倒産したところだったので渡りに舟というか。しばらくぶらぶらしてるつもりだっ...
何か、少しは身をもって体験してみて、自己同一性というものが存続するために必要な物はそんなに多くないなと思うようになった。事例感情。感情は化学物質に影響されて容易に変化す...
なんか、最近読書感想ばっかり書いてるね。シギサワカヤの『九月病』を読んだ。なんか、この人の絵に見覚えがあるなーと思ったら、『箱舟の行方』の人だ。 『箱舟の行方』は、なん...
そのとき私は選択肢は2つしか残っていないと思って、そして生き残ったけれども、でも、3つ目の選択肢があったのだな。 私にとってはどうでもいい日々街ですれ違うような人々を、もっ...
ここ1ヶ月ほど調子が悪い。抑鬱状態で、プログラミングしててもDVD見てても音楽聞いてても仕事しててもなにしても楽しくなくて、なにより集中力が続かない。力が入らなくて、何もす...
性同一性障害者を挑戦者として捉える考え方がある。性別境界あるいは男女の隔たりを越境しようとする果敢な(あるいは不届きな)挑戦者であると。外形的な振る舞いの側面に着目すれば...
昨日、塚田医師のところに診療を受けに行ったときにメモ帳に書いた鬱文書がある。世の中の99%の人にとってはそれ自体は価値のない鬱々とした自分語りの文書だ。しかし、私はそういっ...
5月17日はIDAHO(International Day Against Homophobia; 国際反ホモフォビアの日)だそうです。同性愛が精神疾患のリストから削除された日を記念して、同性愛嫌悪について考えてみようという日です...
「堕落した日本のわたし」を読んだ。 だいたい子供なんて物心ついた頃から嘘をつき(中略)だいたい嘘をつかねばならぬような状況をつくるから嘘をつくのであって,そこで嘘をつくとい...
けんすうさん、「実際にネット上に住所や電話を晒してみるとこうなった」より。 メリットもデメリットもほどほどにあったけど、総括して見ればたいした影響はなかったというところ...
近所で火事があった。気づいたら火元の家は完全に燃え上がっていて、手が付けられない。燃えている家から裏の林に火が移って、下生えを中心に一面が燃えていた。林を介して付近の家...
最近調子がいい。調子が良いときは調子が良いことなんて意識しない訳で、今あらためてそれに気づいたのは、今日調子を少し崩したせいなんだけど。やっぱり抑えた恐怖が夢に出てくる...
mixiのトピックのコピーを読んでその自覚の無さにぞっとする。事実誤認について同性愛関連のサイトのうち、量的に多くのサイトに出会い系ないし売買春もしくは猥褻画像のような表現...
天使が舞い降りてもの喪失のフレーズが響き渡るって書いたけどさ。前に。客観的に見てどうだかは知らないけれど、少なくとも私の主観においては私はずっと失いつづけていて、で、極...