キー配列変更

買ってきたキーボード に合わせて、メインマシンのキー配列を色々変更した。環境はDebian sarge。

loadkeysのための設定

ログイン時や非X環境では日本語は使わないからそのへんは気にしない。ただ、今はJIS配列なのを最低限US配列ではあってほしいのと、それからCapsLockはControl_Lにしたい。この時点でのキー配列は /etc/init.d/keymaps.sh で設定されてて、中を見てみるとloadkeysが使ってるデータを直せばいいらしい。

まずは、kbdconfigで楽をする。

# kbdconfig
Warning: kbdconfig is now a wrapper for 'dpkg-reconfigure console-data'

これで、メニューにしたがって設定してUSキーボードにあわせた設定の/etc/console/boottime.kmap.gzを作る。

それから、作られたファイルを展開して、CapsLockのところをControlに置き換えた。

Xのための設定

KDEキーボードツールの設定で、

  • キーボードモデル: Generic 104-key PC
  • 配置: 米国英語
  • バリアント: basic

にしてしまった。「コマンド」欄を見ると、これでこういうことになるらしい。

$ setxkbmap -model pc104 -layout us -variant basic

その上で、

$ xmodmap -pke

して出力したマップファイルを編集して好みに仕上げていく。

CapsLockをControl_Lは既になってる。それから、このキーボードだとHome, PgUp, PgDn, Endがメインのキー部分にひっ付いてて邪魔。特に、Backspaceの横にHomeがあるので偶に指が滑ってHomeも押してしまう嫌だ。そういうわけでこれらのキーのコードには割り当てを解除。

あと、このキーボードだと、Spaceの左、Altの横にもう一つのbackslashキーが付いてる。キーコードは94で、 二段目の一番左に付いてるやつの51とは違うらしい。ここでbackslashを入力はしないだろうし、後述のことを考えてHyper_Lにしてみた。

そういうわけで、これを適当なところに保存して、.xsessionsの中からxmodmapするようにした。

あとはなー。Shift_Rってどうせ使わないんだよね。これEnterにしちゃおうかな。shellやWikiでセミコロンは結構使うから、 これをEnterにする 勇気はない。

日本語入力

入力にはuim + anthyを使ってる。まず、MacBookでCommand + Spaceによる日本語入力On/Offに慣れてしまったので、さっきSpaceの左のbackslashをHyper_Lにしておいたのを利用する。 uimのページ を参考にして、generic-on-key, generic-off-keyに" "を設定した。

それから、/usr/share/uim/japanese-kana.scmから~/.uimへ仮名の割り振りをコピーしてきて、多少変更を加えた。かな入力ですが、それが何か? 私の世代だと完全にローマ字入力が普通だから驚かれることも多いけれど、古い日本語ワープロ専用機でタイプを覚えたから、ローマ字入力もできるけれどかな入力の方が速いのだ。

US配列のせいで記号類がJISと異なるので、それらをUS配列に合わせてマップしなおして、それからいくつか。それで、 こんな感じ になった。