MacBookが最近、不規則に長時間入力を受け付けなくなる。マウスカーソルは動くけれどもアプリケーションの切り替えは重かったり、受け付けなかったりする。最初はアプリケーションがCPUを食いつぶしてる可能性やらを考えたけれども、最近のタスクスケジューラはもっと賢いだろうしなぁ。段々と症状は酷くなってきて、ただ、どうもディスクアクセスと相関がありそうなことに気がついた。
ああ、この話は聞き覚えがある。 もろはしさんの事例 と同じ症状だ。見てみると、コンソールにも同じログが出てる。原因はハードディスクの損傷らしい。そう思って考えれば、先日ディスクに猛烈にアクセスしてる最中にうっかり本体を蹴り上げてしまったのだった。垂直方向に猛烈な加速度が……。決まりだね。
対応
ちょうど今のハードディスクも手狭になってきたところだし、Leopardも試したいし、データのバックアップは普段から万全。基本的にデータはオンラインストレージにあるものがマスターで、ローカルのやつはただのキャッシュなのだ。
そういうわけで、ハードディスクを換装してLoepardをクリーンインストールすることにした。
秋葉原
秋葉原でLeopardとハードディスクを買ってきた。元々入ってたディスクは東芝 MK6034GSX 。厚さが9.5mmのやつを選ぶように注意すれば基本的に2.5インチSATAのディスクの何でも良いっぽい。でも一応、同じ東芝にしておけば安心だろうと、MK2546GSXを買ってきた。
ディスク換装
適当に検索して出てくるサイトを参考にやってみた。
裏のロックを解除してバッテリーを外す。そうすると、バッテリーで開いた空間の側面にL字型の保護金具があって内部へのアクセスができなくなってる。この金具は3点のプラスの小さいネジで止まってるので、これを外す。 *1
左側にハードディスクを抜くための白いシートが出てるので、これを引っ張ってハードディスクを抜く。ハードディスクはシールドにネジで固定されてて、そのシールドごと出てくる。
ハードディスクを固定してるネジは星型のT-8。星型の小さいドライバは家にはT-10までしか無くて、これでは大きすぎたのでドライバも秋葉原で買ってきた。ラジオセンターの入り口近くのところの工具店が揃ってるという話だったので、そこへ。ああ、そっか。昔よく半田を買ってた店だ。
さて、ハードディスクを外して、新しいハードディスクを代わりに固定して。で、これを元通り差し込む。中のゴムにガイドが入ってるのでそこに載せて入れるとちょうど良いらしい。
Leopardインストール
電源入れて、インストールDVDを挿し込んでここからブートさせる。で、DVDの読み込みにちょっと待った後、インストーラーが立ち上がる。ここでメニューからディスクユーティリティを選んでハードディスクを初期化するんだけど、最初ハードディスクを認識しなくて焦った。ちゃんと入ってなかったらしい。電源落として、もう一度ハードディスクを入れ直したら認識した。
あとはインストーラーの言いなりにインストール。ちゃんと見てなかったけど、30〜40分くらいでインストール終了。
初回起動時にAppleアカウントを聞かれる。.Macのアカウントを入力したら、ユーザー名やなんかは前の設定が引き継がれた。
起動したらソフトウェアアップデートして、OSのインストールはおしまい。
細かい設定
システム環境設定
- Mighty Mouse(Wireless)を認識させる
- 「共有」からマシンの名前を設定
-
- iDisk Syncを有効に。
「ExposeとSpaces」からSpacesを有効に。
- Dockは最近右に移すのがお気に入り。最初は頑なに下にしてたんだけど、他のユーザーの画面見ると結構みんな右にしてるので移してみたら、画面の使い勝手が良くなった。「Dock」から位置を右に。
「キーボードとマウス」から、
- Mighty Mouseの右ボタンを「副ボタン」に割り当て
- CapsLockをコントロールキーに変更。
ATOKインストール
あ、辞書のバックアップ忘れた。最近はデフォルトでストレス感じてなかったので、まあいいや。
ATOK 2006はインストーラーがLeopardに対応してないらしい。 JUSTのサイト から対応ツールをダウンロードする。
Leopardでの動作の制限も多いね。新バージョンを買うことも検討しよう。
シリアルナンバーがどこか行ってしまった。JUSTのユーザーIDは残ってたのでこれでJUSTのサイトにログインしたら、登録済みの製品一覧にシリアルナンバーが書いてあった。
Hey, you! インストール後に再起動しようとしたまま終了しないんですけど。最初は綺麗に行きたかったんだけど、10分ほど待っても反応がないので電源ボタン長押しで落とした。
Backup
Backup.appをインストール。iTunesのバックアップディスクから復元しようとしたらなんか復元できない。ガーン。
購入したものはiPodから復元できたけど、それ以外はリッピングし直しだろうか。いや、元のハードディスクをつないでライブラリを統合すれば良いのか。あとで考える。
FireFox
- 本体
- NoScript
-
- MiniBuffer
- AutoPagerize
- LDRize
- Web Developer
- LiveHTTPHeaders
- Download Statusbar
- XUL/Migemo
- TextLink
- XHTML Ruby Support
- iFox
その他のインストール
MacPorts
- XCode
- zsh-devel
- vim
- ruby
- rb-rake
- gmake
- gsed
- flex
- bison
- subversion
- pTeX
- screen
- rb-rdtool (rabbitのprivate portから)
- wget
- netcat
- lv
野良build
- ruby: trunkからチェックアウトしてビルド。
- sl
これだけあればとりあえず仕事はできるかな。
*1:位置関係でドライバをまっすぐ当てられなくて、細い精密ドライバでないと無理そうで、どうにもこのネジ穴なめそうで怖かったので実はここを父にちょっと手伝ってもらったんだけど。どうも細かい手作業は苦手だ。