「 クワイエットルームにようこそ 」を観た。
シリアスはシリアスだけれども、テンポ良くギャグが入る。主人公も、悪役(?)も、登場人物がとても魅力的だ。
院内で繰り返される緊張と解放があって、それがラストシーンのさわやかさに繋がっていく。ラストシーンは、私たちは記憶と過去を捨てて歩いても良いのだと思い出させてくれる。私たちは過去に向かって生きなくて良い。私たちは先へ向かって歩いて良い。
捨てるべきものは捨てよう。もっと大胆に捨てよう。きっとそうしても大丈夫だし、それしかないんじゃなかろうか。
でも、私はそれを「ネットの海に」捨てる。情報は決して死ぬべきではないからだ。情報は永遠に。過去には決別を。それが先に進む道だと思った。