書類もそろったし、異様に鬱っぽかったのも結局本格的な鬱病には至らず快方に向かってきているので、いよいよ改名申立をすることにした。さいたま家庭裁判所で申立用紙を貰ってきたときに、私の住所だったら出張所の方に行くようにと言われていたので今日はそちらへ行った。
受付と書かれた部屋に入って、「改名の申し立てをしたいんですけど……」と書類を渡す。最近は裁判所の方には性同一性障害に関するある程度の知識は浸透していると聞くのであまり心配はしていなかったけれど、実際に、別段好奇の目で見るでもなく落ち着いた感じで対応して貰うことができた。
資料として持ってきた、診断書・両親の同意書、それから名前の使用歴を証明する資料のうち何点かをその場でコピーして渡した。必要書類のリストに住民票は書かれていなかったのだけど必要だったようで、後で持参するか郵送するように言われた。どうせ既に授業も間に合わない時間になっていたので、一度戻って住民票を貰い、その足でもう一度家裁に行って提出してきた。
面接の予約がいっぱいのようで、7月まで空いていないとのこと。次回は7月です。