あちこちでよい評判は聞いていたけれど、 Rails勉強会 でも褒められていて、それで買ってみた。まぁ、「ふつう」で題名に偽りなしなんだけど、暗黙知としての「ふつう」を形式化したのが凄い。HTTPd書いたことがあるような人なら本の内容は大体分かってはいるだろうけれど、でも、その前提知識をこの本のように体系的に誰かに教えようとしたら難しいだろう。私もたぶん無理。
ふつうのLinuxプログラミング Linuxの仕組みから学べるgccプログラミングの王道
- 作者: 青木峰郎
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2005/07/27
- メディア: 単行本
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それでも、このpipe(2)の図は分かり易いと思った。上の話は私が勝手に勘違いしていたというだけで、確かにこの本のpipe(2) の解説は良い。自分が覚えるときにこの図が欲しかった。
細かな点でいくつか、知らなかったことも書いてあったし。Linuxでサーバーを書いたことがある人には、気楽にパラパラ楽しめて、いつのまにか知識をまとめられるという良い本。初心者には、他では試行錯誤して覚えるしかないことを体系的に学べるという良い本。