最近、自分の業務経歴をちょっと振り返る機会があって、ほとんどのプロジェクトでサブリーダーをやっていたことに気付いた。
母や恩師や他の幾人かの人に言われたことがあるけれども、やっぱり私は参謀・副官タイプなのだろう。チームをまとめて率いていく、管理するのは出来なくはないけれども得意ではない。リーダーの不在の時に短期間代行するとか、あるいは他にリーダーにふさわしい人がいない小集団をまとめていくとか、そういうことならできるのだけれど。5人以上のチームを1ヶ月以上まとめるのは成功したことがない。
プログラマの思索 にある論を見ると、私はぴったりそのまま「技術統括者」としてのサブリーダーだ。元の論が想定しているのとはプロジェクトの規模が違うかも知れないけれど、うちの会社も一応1次請けメインではあるしね。
でも、リーダー論というのは色々聞くけれど、サブリーダー論というのはあんまり聞かないなー。私がやってきたことに関して言えば、
- 技術統括者
- リーダー不在時の代行
- もう一つの視点の提供。目玉の数を増やして工程管理におけるリーダーの見落としを防止する
- 管理者と被管理者の仲介 - 半ばリーダーに属し半ばメンバーに属する者としての、摩擦の未然防止。
- その他、法務的側面からの助言。これは単に、うちに専任法務がいないことに由来する
直感として、サブリーダーとリーダーに必要な資質は異なっていると思える。でも、その違いというのが上記ではあまり洗い出せていない。何だろうな。