Windows XPのリモートデスクトップは、サーバーになれるのはXPのみだが、クライアントとして接続する側はNT4/2K, 95/98/Meでもいいらしい。が、クライアントのインストール法を調べても意外に見つからない。私以外にも苦労してる人がいた。
リモートデスクトップの接続クライアントをXP以前のWindowsにインストールするには、第一の方法としてはXPのセットアップCDに入っているインストーラーが利用できる。 XPのCDをautorunさせると出てくる画面で、「追加タスクの実行」を選択し、「リモートデスクトップ接続のセットアップ」を実行する。
第2の方法は、マイクロソフトのサイトからダウンロードすること。
ちなみにMac版もある。これを使えば、Mac OS XからXPマシンをリモート操作できる。
XPが登場したとき、「リモートからマシンを自在に操作できます」っていう謳い文句を聞いて胡散臭さを感じずにはいられなかったけど、使い始めると確かに無茶苦茶便利ではある。要するに、Windows GUI版sshだものね。sshだと思えば、気を付けていれば何てことはないわけで。
会社でも、管理を委託されている遥か遠くのWindowsサーバーを操作するのに使ってるし、本当に何でもできる。
ただ、一点だけ気にくわないのはデフォルトで有効になってるってことだよねぇ。ファイアーウォールもパスワード設定もいい加減な初心者が固定IPで常時接続っていうのも今では十分考えられるし。マイクロソフトお得意の安全性より機能アピール側に倒すっていう戦略。恐ろしい。