「 マッドサイエンティスト 」は良くも悪くもWikipediaらしい記事だと思う。しょうもないスタブとして始まり、英語版からの訳出で強化され、複数人の手で継続的に改善され日本語版独自の発展を見せて。一方「独自の研究」が混じっている節もあり、極めつけは末尾の「列挙癖」だ。今は削除されているけれども各種アニメに登場するマッドサイエンティストのリストが載っていたこともあった。
小さい頃はマッドサイエンティストになりたかったなぁ。3歳〜6歳ぐらいのとき。前掲記事で指摘されているようにマッドサイエンティストは物語においてステロタイプな悪役として振る舞うわけだけれども、でも当時の私はマッドサイエンティストが登場すると完全にそっちに感情移入してた。
さすがに「将来はマッドサイエンティストになる」と表立って口にするのはどうかと思ってたので、人に尋ねられると「パン屋さん」とかそれらしいことを答えていた訳だけれども。いくらなんでも「パン屋さん」は無いだろうと思わないでもないけど、3歳児が考える「3歳児らしいと外部から期待されている振る舞い」なんかそんなもんだ。
今はマッドWeb開発者になりたい。