D言語パーフェクトガイド

D言語パーフェクトガイド―Windows Linux FreeBSD対応

D言語パーフェクトガイド―Windows Linux FreeBSD対応

とうとう出たか、と思って買ってみたD言語の解説書。C/C++/C#/Javaとの対比が丁寧に書いてある。

D言語の基本的な哲学には賛同するものの、でもやっぱりVMならではのダイナミックさに慣れてしまった身としてはJavaの代わりに使うにはまだまだかなという気がする。言語仕様がまだ不安定なことと、Jakartaのような豊富なライブラリに欠けることもマイナスだろうか。どうせこれだけ弄るなら、gccC++拡張みたいなsignatureも欲しい。interfaceとは別に。

でも、Eiffel流の契約プログラミングサポートは魅力的だし、より良いC++としては使える気がする。あぁ、でも今の仕事ではATLべったりなので使えないけど。

個人的には、今一番解説書が欲しい言語はHaskell なんだけど。モナドについて詳説した本、どこかにないもんでしょうかね。