運用環境でRailsの Exception Notifier を使ってる。
で、アプリケーションでUnhandledな例外が発生するとメールが飛んでくる訳だ。分かったのは、運用段階まで残るエラーは結局nilに対するNoMethodError、つまりは所謂「ぬるぽ」が多いということ。だから、これからはモデルがnilを返した場合、Viewにnilが渡った場合の挙動についてもっと重点的にSpec記述すべきということだ。
もう1つ言えるのは、今の開発体制においては言語の柔らかさは障害になってないということだ。動的型付けのメリットが活きていて、デメリットはちゃんとRSpecを記述することでカバーできている。「ぬるぽ」はどうせJavaやC#程度では、「言語の固さでカバー」という訳にはいかないものね。型システムの固さでカバーしようとするなら必要なのはJava/C#程度じゃなくてMaybeモナドとかそういう無効値を許さないシステムだ。
そういうわけだから、VMが枯れてるとかパフォーマンスとかではJavaやC#を羨む余地もあるけれども、言語の柔らかさそのものは「やっぱりRubyでいいんだ」と再確認したのだった。