インタビューを受けました

@IT自分戦略研究所の連載企画「今週のリーダー」の第33回ととして、私がインタビューを受けました。 Rubyを支えるYuguiの自信 「最後にはわたしがいる」 というタイトルで公開されています。

これまでは企業でのリーダー、マネジメントについて主に取り扱ってきた企画ですが、試しにオープンソースコミュニティのマネジメントも扱ってみようということのようです。 秋の上野で時間を掛けて写真を撮ってもらったりして、結構楽しかったです。

まー、Rubyのコアチームと呼ばれる人たちはみんな、私よりも凄いCハッカーたちです。それでもRubyは今のところ私に理解可能な製品になっています。 どうしても直さなければならないバグをもし誰も直さないということがあったら、その時は私がやります。だからこそ普段はハッカーたちに自由にその才能を発揮してもらって、それでも安心していられる、そしてリリース時にはバグを収束させることができます。で、普段は私はマシンリソースを調達したりメールを書いたりブランチをメンテナンスしたりしてます。

今後私が乗り越えなければならない壁があるとしたら、私が全体を見渡すにはあまりにも大きなプロダクトを扱うようになったとき、あるいは私がいざというときに間に合わせの代役すらできないような才能をマネージしなければならなくなったときでしょう。またRubyが乗り越えなければならない壁は、もっと多くの開発者を取り込んでトラックナンバーを上げることです。