そういえば、しょーもないのが流れすぎてrails-talkを読まなくなって久しいな。個人的には 袋小路説 にちょっと同感だったり。
Rails 2.0はあるべき形に非常にすんなりと収まりすぎてつまらない。すんなり収まったのは成功の証ではあるんだが、そこに革新性はないように見える。あとはソースコード読んでみないと分からないけど、袋小路に陥ってきている可能性はある。
革新性が尽きてきたというのは、「ようやく安心して使えるようになっていく」のか「使い物にならなくなるのか」。Railsの残された問題は「アーキテクチャの保守的なところ」と「内部の黒魔術」だけれども、後者は改善されていくのか。はたまたMerbに昇華するのか。昇華というにはMerbはちょっとこじんまりした印象だけどね。
ま、早くからRails, Rails言ってたような人柱指向の人たちはその辺はちゃんと見極めようとしているように思うのでRailsを超えた大きな流れに関してはあんまり心配してない。私は何にしても、もう一回Railsのソース読んで、それで判断する。いずれにしても、「フレームワークは言語をあんな風にオレ色に染め上げても良い -- それを可能とするRubyの底力」とかその辺はどこかに生き残るし、仮にRails自体が袋小路に陥ったとしてもこの数年は「黒歴史」にはならずに「支える礎」「過去の良い教訓」として生きつづけるだろう。