- 作者: 西村恕彦,植村俊亮
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 1993/04
- メディア: 単行本
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まぁ、最近のプログラム入門書にありがちな「わーい。楽しいぞっ」っていうポップい感じの書き方ではないけれども、かと言って読みづらい訳ではない。First LanguageとしてのCOBOL入門書としては確かに、プログラミング自体に関する説明が不足かもしれないけれど。私は 先のとおり 、DSLとしての完成度に激しく興奮して読んでる。
構成は良いと思う。何のために使うのかも分からない構文を延々を説明するんではなくて、まず目的や背景、発想を語り、次にコード例を出してそれを説明し、徐々に噛み砕いて、それからある程度言ったところで正確な文法をトップダウンに説明するっていう形式。ラクダ本と似た構成って言えば分かり易いだろうか。ラクダ本みたいなユーモアはないけれど、楽しく読めている。