Ruby技術者認定試験を生温かく期待する

RubyアソシエーションがRuby技術者認定試験を始める ということで、 はてなブックマークでの反応 は概して「はいはい、ワロスワロス。」

私としてはこれでNaClが儲かるならいいと思った。何しろコミュニティのサーバー置かせてくれたり、Matzをフルタイムで雇ったりしてくれてるんだから。RubyKaigi2007でもNaClは「コミュニティのために尽くすから、その代わり今後『Ruby認定試験』とか言い出しても大目に見てね」と言ってた。ま、認定試験なんつーのはエンタープライズの人がエンタープライズの人を喰い物にするためのもので、コミュニティとしては害はないよね。害がないなら、他のどの会社よりもNaCl(そうでなければ自社)に潤ってほしいと思うのは人情だろう。

と、思いつつ、記事を良く見た。Rubyアソシエーションの理事に名を連ねているのはMatzはじめ、NaClとか島根県とかの人たち。でも、「利益を出資者に配当しない」( Rubyアソシエーション )、かつ、「試験は伊藤忠テクノソリューションズ「CTC」に委託」(前掲記事)。NaClはどこで儲けるねや。