プログラミング悪徳の栄え

日経ソフトウエア 2007年7月号 』から、「俊敏な開発のためのプログラミング悪徳の栄え」を連載させていただくことになりました。まずは今回「ペアプログラミング」をお題に書いてみました。

アジャイル開発のプラクティスというと、例えばXPのeXtremeさ加減だったりと、奇矯というか不真面目というか何か悪徳じみたものがあったりするわけです。まして、今回紹介したような私が独自に付け加えた手法はなおさらに。けれども、そういう「悪徳」を通じてソフトウェア開発がうまくいくなら悪徳は大いに結構です。

タイトルはサド侯爵から拝借しました。「美徳の不幸」の冒頭部の語りのように開きなおって、こじつけて、それでもどこかしらより良い世界の探求が見え隠れするものを書けたら素敵です。そうして、アジャイル開発の手法に馴染がない層に伝わればよいと思っています。