意見と主張

UIにモヒカンを見るPlaggerのこと 字余り

いやー、前に「モヒカン族の価値観には結構共感する」と書いたけど、やっぱりモヒカン族にはなりきれないなー。まぁ、モヒカンチェックの時点で「お前は違う」と言われてる訳だけど...

苦痛による避けられない意識化

「恋愛からの自由—「恋愛普遍主義」批判」を読んだ。コメント欄が興味深い。 # p_shirokuma 『恋愛からの自由に歓びを感じるべきなのだ、という人がこうやって滔々と恋愛に言及なさる...

「宗教とニセ科学は峻別できる。」について

「宗教とニセ科学は峻別できる 」を読んで、最初の「反証可能な事は科学の領域。宗教はそこに立ち入ってはいけない。」に引っかかった。けれども、後半の「オムファロス」あたりを...

不快に基づく排除

自分が不快であるというだけの理由で他人の人権を制限し、尊厳を剥奪したり自己存続をやめさせようとする輩がいる。私は彼らを甚だ不快に思うのだけれども、彼らは私のために自己存...

不快であることと、数の暴力と。

これまで「正しく」生きてきた人であればあるほど、自身が不快であることと、正しくあることとを無自覚に混同しがちなのかもしれない。なるほど、あなたの感性は多数派のそれかもし...

一般論はつまらない。でも好きだ。

すべてのことを思考せよというのが私の立場だ。この世のあらゆる対象に対して最低限の認識を持ち、思考し、見解を持ち、少なくとも知らないということを知る。そういう理想的な立場...

Re: 性・性別とは何か : それは違うと思うんだが

伊田広行さんの「性・性別とは何か・・・バックラッシュ派の無理解」を読んだ。性という概念が遺伝子、解剖学的性的二型にまつわる状態、背負っている文化的属性、性的指向、性的魅...

無自覚な差別

mixiのトピックのコピーを読んでその自覚の無さにぞっとする。事実誤認について同性愛関連のサイトのうち、量的に多くのサイトに出会い系ないし売買春もしくは猥褻画像のような表現...

ギートステイト

夏コミで買ってきた桜坂洋・鈴木健・東浩紀の『ギートステイト・ハンドブック』を読んだ。現在準備中のプロジェクト・ギートステイトの先行紹介らしい。まず設定に、特に「geet = 単...

共産主義とフリーソフトウェアに基づくはてな経済圏の研究

「共産主義はなぜ破綻したのか?」を読んだ。ま、同感。共産主義革命をロシアや中国でやったところにそもそも無理があるよね。少なくとも、最低限今の日本程度には資本主義が爛熟し...

copy rightは終わった

「終わった」というのは言ってみたかっただけ。以下、脈絡なく語る。「Youtube についに日本からの削除依頼が、NHKが削除要請を出す」を読んで、あぁ、やっぱり出てきたかと思った次第...

円滑な対話の為の心掛け

意見を異にする人と円滑に対話し、自他の考えを深め洗練させ、昇華させるための心掛け。あるいは、フレームの中から有益なものを汲み出すための心掛け。いくつかのフレームを横目で...

私は乗り越える。私を乗り越えよ。

岩城保さんの「左利きは身体障害か」を読んだ。岩城さんが挙げる3つの段階にあわせて、私が為そうとしているGIDへの取り組み、活動家というものの意味あいについて考えてみる。性同...

非モテ論を参照しつつhereticsをqueer化する計画

ソーシャルブックマークシステムで[heretic]というタグを使ってる。社会的な権力構造とかとの絡みが強くて、よく[権力]タグと一緒に使う。森奈津子とAli Projectと、私の好きなこの両者の...

トラックバックの最適解は記事依存である

nobuhiro-nさんの「そうだ、猫をかぶろう」の一連の記事は、「私が同意できない意見がよくまとまった記事」という意味で私にとって貴重なリソースだった。認識の相違nobuhiro-nさんの「そ...

情報発信の自粛を自粛せよ

トラックバック論争を通じて、トラックバックを控えようとか、くだらない記事を書くのを止めようとかいう人が出てきた模様。ほらっ。ほらっ。ほらっ。これを私は恐れてたのさ。この...

関連仲間文化圏を殺すなかれ

"関連仲間文化圏"を殺そうとしてはならない。でも、ではどうするべきか。難しいところだ。一連の「トラックバック論争」の中で「文化圏の違いを理由にしてもtrackback spamは許されない...

トラックバックの想定する受益者

「トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突」の分析は非常に興味深い。この記事では「相手へのリンクの必要性」と「内容の関連性」という軸を中心に、ブロガーを4つの文化圏...

ぐだぐだ言わずにDo it!

ウィキペディア関連掲示板に書いた文章だけれど、こっちにも保存しとこう。 私が会社のほうとかrailsとかにかまけてやりかけで中断してしまった仕事を、いい感じに私のやりかたを無...

真っ当でない大人

ケビン個展の会場のオーナーさんの台詞が印象的だった。「私の子どもは不良にはならないと思う」と。まわりに普通に働いて暮らしてる大人なんかいないから、「自分は普通に生きる」...

トレンドマイクロ撲滅

この前感心したのもつかの間、TrendMicroのウイルスバスター2006がうちのサイトを「アダルト/成人向け」に指定してくれているのですけれど、どうしたもんでしょう。さては、ブラックリス...

左利きの絶滅

グレッグ・イーガンの『祈りの海』収録「繭」は非常に刺激的であった。以降、'''ネタバレ注意'''。アミノ酸とは関係ありませんので悪しからず。 著者 グレッ...

数学の難問奇問

数学を専門に勉強したことのある人間なら誰でも一度は疑問に感じるであろう。何故、世間では「数学は答えが1つ」という慣用句がまかり通っているのか。以下、数学系の人には耳にタ...

ありがちな不幸

物語を作る際に、使い古された不幸のエピソードを用いても全然リアリティがないという批判をときに目にする。借金で一族離散とか、継母に虐待されるとか、そんな聞き飽きた不幸を並...

単語ベースのフィルタリングの無力

前々から研究結果がまとまったら公開しようと思っていた問題の1つにキッズgooがある。要するに子供向けの検索エンジンで、しかも検索結果に年齢層に応じたふりがなを振ってくれると...

人生における敗北

今までも何度か、書いたことがある。 [2005-01-24] 静かの海 [2005-06-27] 何となく無力感と、憤り 私の人生は失敗であり、敗北であった。私は決してこの人生に納得することはないであろう...

ratio - irrational

秩序あるいはジェンダー規範とそれに基づく諸制度と、そして運命。それに対する怒りは私の中にくすぶっている。しかし、無批判にその感情に従うことが正しいとは考えられない。GIDを...

私的事件の垂れ流し

ウェブにおける私的事件の垂れ流しに批判的な意見を聞くが、これは社会的少数者には当てはまらないのではないかと思う。ウェブ日記の類で一個人が私的事件について語ることに否定的...

科学への信仰

NATROMさんという方の「科学主義は、疑似科学と同じぐらい有害だ」を読んだ。私が漠然と思っていたけどうまく言えなかった内容に近い。でも、このサイトはとても分かりやすくまとまっ...

大相撲と大阪府知事

そういえば半月ほど前に、田辺聖子が大相撲について新聞に書いていた。大相撲大阪場所の慣例となっている大阪府知事賞の授与に際して、女性である太田知事を土俵に上げてよいかと...